個人で鳩駆除をおこなう場合、かかる費用は鳩駆除用のアイテム代だけで、ショッピングサイトで購入することができます。アイテムと相場感(2021年10月時点)は以下の通りです。
ただし、一つ一つの費用は安くても、スプレーだけでは鳩除けの効果は薄く、鳩が戻って来てしまう可能性があります。この鳩除けアイテムを効果的に使用して、鳩を駆除するようにしなければなりません。
個人で鳩を傷つけたり、ヒナや卵に危害を加えることは法律で禁止されています。鳥獣保護法という法律で、鳩や鳩のヒナや卵を許可なく獲るなどをすると、100万円以下の罰金か1年以下の懲役となってしまうため、注意が必要です。
巣はあっても鳩がいなかったり、卵やヒナが無かったりする場合は、自分でも巣を撤去できます。
まず、ゴーグルやマスク、手袋でウイルス、菌対策をしましょう。その上で巣に消毒液をまき、二重にした袋に入れます。
巣のあった箇所の汚れをとり、除菌。
そのあとで、スプレーやジェル、ワイヤーや防鳥ネットなどを使い、再び巣がつくられることのないように対策をするという流れです。
対策をする際は鳩の習性である「臭いに敏感」、「体に触れるものが嫌い」など、鳩が嫌う処置することになります。
スプレーやジェルなどは鳩が定住し、縄張り意識が強くなったあとでは、効果は薄くなってしまうため、居座る前の初期段階での対応になります。
ネットを使う場合はしっかりとすき間なく張ることが重要です。ほんのわずかなすき間からでも鳩は侵入します。張り方が甘いとくちばしでつついて中に入ってくるなど、効果がないことも多くあるからです。
重要なのは、個人でこれら鳩駆除アイテムをその場所にあった方法で処置、設置することができるかということです。日常的にDIYをしていたり、多少の知識があったりすれば、必要に応じて、アイテムの選択という措置がとれるでしょう。
スプレーやジェル、忌避剤、防鳥ネットとどれも数千円で買えるものばかりなので、予算がない人には良いかもしれません。
しかしながら、鳩駆除に慣れていないとスプレーや忌避剤の扱い方、防鳥ネットの張り方などにコツをつかめないため、鳩の対策にならず結局、専門の業者に頼むことになり、余計にお金がかかるということも想定しておきたいところです。
マンションのような集合住宅と一戸建てでは、かかる費用に違いはありません。
しかし、汚れ具合や広さなどにより費用も大きく変わります。被害箇所が複数だったり、広範囲であったりした場合は、10万円以上かかる可能性もあります。
鳩の習性を熟知した職人が施工をするため、品質の高さは段違いでしょう。多少費用がかかってもプロの業者に依頼するほうが高確率で駆除できます。
また、太陽光パネルのすき間などに巣がある場合、屋根などの高所作業になることが考えられます。足場を組む必要が出てくると数十万円ほど、場合によってはそれ以上になることもあります。
太陽光パネルの鳩の巣は放置していると、部分的な破損箇所が高熱になり、巣に引火して火災につながってしまうこともあります。また、フンを放置していると高額な太陽光パネルの劣化や故障につながります。
100万円単位でかかる修理代よりは、徹底的に駆除と対策を業者に依頼したほうが、将来的なコストの低減につながります。
大阪で鳩駆除に対応している34社を徹底調査し、施工種類が多かった3社を詳しく紹介。
特徴別にまとめましたので、業者選びの参考にしてください。
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【選定条件】
【2021年10月8日時点】Googleで「鳩駆除 大阪」と検索し、上位34社(検索結果10ページ目まで)を本サイトに掲載しています。
その内、施工種類が公式HPに掲載されており、施工種類が最も多い3社を選定しました。
【3社の特徴の根拠】
ベクトル…公式HPに「24時間365日対応」「具体的な料金」に関する記載がある。
フジナガ…公式HPに「高架橋」「神社」「タワー」の施工事例がある。
大阪西部消毒…公式HPに「消毒・除菌」に関する記載があり、3社の中で創業が最も古い。