日本国内では13種類もいる鳩。
一年を通して繁殖が可能で、帰巣本能が強く、一度巣を作るとなかなかその場所を移動しようとしない習性があります。
日の出とともに行動することもあり、夜明けの静かな時間に近所迷惑となる騒音被害も有名です。
たくさんの鳩が大阪をはじめ日本中に生息していますが、その中でも特に個体数が多く身近な鳩、ドバトとキジバトについて紹介します。
公園や駅前によくいるドバトは施設や家など、至るところに巣をつくり、執着心も強く一度巣をつくるとなかなか移動しません。
繫殖力が旺盛で短い間で個体数を増やすのも特徴で、伝書鳩として使用されるくらい優れた帰巣本能を持っています。
見た目は頭が逆毛でくちばしが太く、足は赤色、羽色は黒や白、灰色など個体ごとに違う色合いをしています。鳴き声は「クックー」や「ゴロッポ」などが代表的です。
日の出とともに動き、公園などに集まります。エサを取りやすい見晴らしの良い場所や日当たりの良いところで過ごし、夜には建物の軒下などに集まり眠ります。
1年中繁殖が可能であり、多ければ年に6回産卵することも。
この繁殖率が高いのも、鳩が増える原因となっています。
キジバトは本来、人とはあまり関わらない鳩でしたが、生息する森林などが少なくなってきた背景から、人との生活圏に進出、都市部や住宅街などでも多く見られるようになってきました。
人には慣れていますが、警戒心はドバトより強いです。
見た目は名前の由来になったとおり、キジの色に似ており、茶色から紫、灰色といった体色、羽に黒と赤色のウロコ模様が特徴的です。首の青い筋模様も目立つでしょう。
「ホーホー」や「デーデーポッポー」など、フクロウのような鳴き方を早朝にするため、近所の騒音被害にもつながりやすい傾向があります。
そんな鳩の住処やエサについてはどうでしょうか。
まずは住処について、鳩は都心部や駅の周辺、郊外の住宅地や農村部まで生息しており、営巣に適した安全な場所に多くいます。
巣はわらや小枝、ビニールなどさまざまな物を使ってつくり、工場の天井の配管やお店の軒下、マンションのベランダの室外機の裏など、雨風が当たらず、敵のいない安全な物陰などが住処です。
最近では、太陽光パネルの下などに営巣する鳩もいるため、ほんのわずかなすき間でも巣になってしまうことも。これが火災の原因につながってしまう事態になることもあります。
次にエサについて、鳩のエサは本来、植物の種や穀物類、豆などです。しかしながら、木のある場所などに生息していた鳩が都会に進出し、人間が与えたものや食べかすなども食べるようになっており、今、生息している場所にある食物をエサにして生きていくことができる適応能力があります。
ただ、雑食性が強くはないので生ゴミを漁るということはありません。カラスのようにゴミ置き場のゴミをつつくという光景は鳩には見られないのは、エサに対する習性からといえるでしょう。
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